そうそう、うるう秒の調整が入りますね。
システム調整など、気になるところの対策はもう済んでいるんでしょうか。
うるう秒って?
そもそも、うるう秒ってなんでしょうか?
「うるう秒」の調整とは
時刻は、かつて地球の公転・自転に基づく天文時(世界時)から決められていましたが、1958年より原子の振動を利用した原子時計(注)に基づく国際原子時が開始され、1秒の長さが非常に高精度なものとなった結果、原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻との間でずれが生じるようになりました。
そこで、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内におさまるように調整を行った時刻を世界の標準時(協定世界時)として使うことにしており、今回その調整を行うために「うるう秒」の挿入が行われるものです。「うるう秒」の調整は1972年から数年に1回程度行われています。
(注)セシウム133原子の遷移周波数を使い、数十万年に1秒ずれるだけの高精度な時計
※プレスリリース | 「うるう秒」挿入のお知らせ | NICT-情報通信研究機構より。
実施時間は?
世界標準時から日本時間は、9時間差なので、日本時間の2015年7月1日午前9時直前です。
8:59:60となるそうです。
世界標準時では、23:59:60ですね。
そして、今回は、うるう秒の調整が始まってから、26回目だそう。
気をつけることは?
電波時計やPCも自動的に、調整してくれるようです。
アナログ時計(秒まできっちり合わせている人は、僕の周りにはいないですが)は、自分であわせなくては。
ただし、自分で運用しているサーバーでは、「日付の再設定」を行う場合もあるそう。
さくらVPSで、サーバー負荷が高い場合の対処例:
rootユーザにて以下のコマンドを実行し、日付の再設定を行う。
date date +’%m%d%H%M%C%y.%S’
みたいなので、まずは
関連外部リンク
日本標準時プロジェクト Information of Leap second
1日が1秒増える「うるう秒」を2015年に追加決定、うるう秒バグを回避できるのか? – GIGAZINE